【こんにちは、
やあ、まだ生きていたんだね】
【さようなら、
これを言うのは、何回目だろう】
鏡を割る 頑なな瞳の奥は
血が溢れて仕様が無い
追い付けない、理想の果ては
果てなのだから届かない
【やあ、まだ迷っているのかい?】
生身のあたたかさが不快で
そう言いながらも縋っては泣く
いつも通り、知らない顔で
【わたしは人間です】と確認作業
弱くとも生きる術を身に着けてゆく
嘘だから悪い訳じゃない
正しさが人を殺す
価値観の問題さ
凶器はどっちなの
【まだ迷っているのかい?】
生きる事に絶望しては
まだ、まだ、息を吸いたくて
あたたかさを求めてしまう
善も悪もどっちも意味なんて変わらない
汚かろうが、足掻いていようが
それが人間なんだと…
詰まらない位の刺激の無さに安堵する自分がいる
迷ってはいられなくなったら
それこそが【人間】の終わりさ
朝の空気、夜の静けさ味わうなんて余裕があって
いかにも【人間らしい】
空気を吐き出した。
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