A
白い部屋に二人で
紡ぐ言葉の糸
君は僕の事が好きで
僕は君が大好き

「今日は何が聴きたい?」
君は少し悩んだ
裾で顔を隠して

「好き」が聴きたいって

僕たちはまだ子供だけれど
いつか二人で住もう


そんな幸せを
誰よりも望んでいたね

小さく繋いだ
生への吐息は
約束と呟いた


S
君の夢を
僕の夢も
守りたくて愛した

幸せだと
幸せだと
二人で思った

おいていくの?
忘れてくの?
それだけが怖いよ

君がいなくなると
僕はまた一人ぼっち

目を覚ます君を待つ


A
どうして人は嘘をつくの?
君は問いかけてきた
僕は答えも出せないで
「さあっ?」ていつも逃げてた

悪い何かがね
君の事を連れて行こうとしてる

S
君がいてね
僕がいてね
世界は止まらない

君が消えて
僕が残る

それでも止まらず

寂しくてね
辛すぎてね
また孤独になるよ

君が笑えない世界は

もう居たくないよ

僕は君といる

S
瞼閉じた
君は眠る
優しく頬に触れ
白い部屋で君は一人
お別れをした

二人でみた絵本ひらく
君が好きなページを
はらり紙切れに

「幸せだったよ 」


僕は君に伝えられた?
優しい愛の音を

僕は君に教えられた
大切な日々を


僕と君が出逢った場所
今は何もなくて

君がいた事が嘘だと風がふいた



そんな昔話


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

吐息アンサンブル

閲覧数:755

投稿日:2012/04/06 18:16:04

文字数:582文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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