長い眠りから覚めた時、私は見覚えのある所にいた。

・・・どうやら私は前世の記憶も持っているみたい。
此処は私が国の頂点に君臨してた王女の頃住んでいた城。
・・そして大切な弟が処刑された斬頭台が良く見えた部屋。
私は現世でも王女になっているようね。

辺りを見回すと誰もいない。
リ「誰か・・居ないの?」
レ「失礼します。今度、王女のお世話をさせていただくことになりました。
  レンでs・・」
リ「レンッ!!」
レ「!!・・・(ニコ)久しぶり。・・リン。」
リ「レンッ・・レンッ・・(泣)」

私は思いがけない再会で思わず涙してしまった。
レンも今までの記憶を持っていた。
・・・良かった。私の事を覚えていてくれて。

レ「王女。いつまでも泣いていないで。ほら。
  今日は大臣との話し合いがあるでしょ?」
リ「う・・ん・。」


話し合いのある部屋:
大(大臣)「王女。最近王室の資金が減っています。
  どうでしょう。国民共の税金を上げませんか?」
リ「だめよ。税金は上げない。」
大「は?」
リ「だから上げないわ。・・むしろ下げたらどうかしら?」
大「王女!本気ですか!?」
リ「もちろん。王女の命令は絶対よね?」
大「えぇ・・まあ・・。」
リ「ならば黄ノ国の王女、リンが大臣に命じます。
  税金を5%下げなさい。・・命令よ。」
大「・・かしこまりました。王女。」


リンの部屋:
レ「お帰りなさいませ。王女様。」
リ「ただいま。」
レ「王zy・・リン。変ったね。」
リ「・・私は前世で大きな過ちを犯した。
  数え切れないほどの人の命を奪い、数え切れないほどの人の人生を壊し  てきた。・・この罪は一生・・ううん。来世でも、その先でもずっと償  い切れない。・・・だけど、私の力で少しでも多くの人々を救えたらっ  て思うと・・」
レ「!!・・(微笑)」


大臣の部屋:
大「なぜ・・なぜ王女は税を下げたのか・・気に入らない・・。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

タイトル未定。2

レ「リン・・変ったね・・。」
こんにちは!満里奈です。
区切りが悪いですが此処までです!!
続きます!!

閲覧数:111

投稿日:2010/02/07 08:30:30

文字数:824文字

カテゴリ:小説

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