降り立つ一つの光　呪われし烙印背をいながら
弱さをみせぬその瞳は　全てを惑わした

少女の歌声は何処までも響き透き通る
誰もが皆心を和らげた

もし世界の果てが死ならば　其の世界は悲しい世界だね
何かを成せば死へ向かう　そんな世界は空しいだけ
空は青く澄み渡る　響く高い旋律(メロディー)鳴り響く
共鳴するは人間(ヒト)の感情(ココロ)　涙も枯れた瞳(め)は
寂しさを抱いて生きていく

放たれるは一つの光　選択を誤った成れの果て
大地は黒く焼け堕ちて　人間(ヒト)は逝き絶えぬ

少女の歌声(なきごえ)は何処までも駆け抜けた
誰もいない荒野を

もし世界の果てが支配なら　其の世界は憐れな世界だね
何かを奪い争い死に逝く　そんな世界は苦しいだけ
大地は震え怒りに満ち　響く低い旋律(メロディー)鳴き止まぬ
堕落するは人間(ヒト)の感情(ココロ)　情も忘れた魂は
歪みと愛を抱いて生き続ける

一人の糧が誰かの枷となり　誰かの意志が一人を苦しめるなら
それは過ちでしょうか？　
誰もが自由に生きていく時代など巡ることは
最初(はじめ)から有るはずなかった　
それでも人間(ヒト)は信じて生きる　
仮初めを踏みしめながら

もし世界の果てが無なら　其の世界は素敵な世界だね
何に縛られることもなく　自分で果てを決めれる
元々有る世界の理は　変えることは出来ぬが
人間(ヒト)の理など容易く　変えれるでしょうから
囚われない己の意志を貫くならば