《次は大宮、大宮、終点です》

 そのアナウンスで目が覚めると、私は時計を覗いた。もうすぐで九時になるところだ。周りを見渡すと、私ともう一人しかこの電車に乗っていなかった。そして、ふと前を向くと目の前の女性と目があった。すると、その人は目をそらした。

―またか。

 私はよく他人に注目される。

 一人でタピオカドリンクを買う時、ピューロランドに遊びに行く時、化粧品を試している時、可愛い下着を眺めている時。いろんな場所で注目を浴びる。まあ、最近は慣れたけど。

 駅に着くとちょうど九時になった。

《ただいまをもちまして、女性専用車両を終了します》

 たまに聞くアナウンスだ。

「さてと、トイレに行こうかな。」

 私は青いマークのトイレに向かった。

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エジビテ

ジェンダー

閲覧数:127

投稿日:2020/08/05 01:31:22

文字数:331文字

カテゴリ:小説

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