Vacant 作詞/作曲/編曲 サンペイタツロウ

褪せない、とけない、想いが 広くなった部屋に溢れて
また、眠れない夜が過ぎる 少しの容赦もなく
手を伸ばせばいまもそこに ねえ、なぜ 君がいるような気がしたんだろう?

よろこびのかけらをいっぱい集めて 満たされたって
「まだ足りないよ」と身勝手な心の腹の虫がさわぐ
どうやっても届かなくなってから身に沁みるもんだ

さよならの香り 君のことも いつか、忘れるよ
胸の奥の虚が埋まるまで とけのこった甘い記憶をかじりつづけよう
目を閉じて思い描く顔が曖昧に揺れて
心の、痛い、このあたり そこに君がいたと教えてる

うわべばかりを繕って 想いはただの欲望で
見てたつもり、聞いてるふり、裁かれるべき罪
いまさら悔やんでも君はいない 救えない愚か者が途方に暮れるだけ

つよがりと嘘で からっぽの心ふくらましたって
風船が割れるようにちょっとの傷からすべてがこぼれて
小さくなってしぼんで もう、大切なものさえも、どこへ

幸せな日々も 君の声も いつか、忘れるよ
行くあてのない言葉 愛しさや 一銭の価値もない感傷が 汚い涙に流れた
目が覚めるごとに薄れてゆく痛みと面影
失う前に、せめてまだ 夢の中でだけ 好きと言わせて


さよならは過去に 僕は前に また歩きだすから
君のいない未来がずっと続いてく 苦くてからい ただの当たり前をかみしめて
瞼に焼きつくその笑顔を忘れてしまう頃
心の、痛い、このあたり 愛しい場所だと笑えるかな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【歌詞】Vacant - サンペイタツロウ feat. 初音ミク

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投稿日:2020/07/12 04:44:18

文字数:643文字

カテゴリ:歌詞

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