フルコンクリートワイルド
忘れてきたものは何だ?


今日もまた辿る、たどる
仄暗い抜け道を
中身ごとくりぬかれた
チーターが走っていく

横に縦に伸び続ける
鋼鉄の樹木達
そんなものに眼などくれず
虫たちはうごめく

同じ顔した小さな存在が
いつの間にやら地面を埋め尽くして

フルコンクリートワイルド
ここに生まれここに生きる
意味をどうか意味をください

フルコンクリートワイルド
今という時のなかで
笑う術も忘れたから



太陽だけは変わらないで
この空に光灯す
鈍く光る冷たい枝に
遮られ消えるのに

澱みくすんだ空気を吸い込んで
同じ色した毒まで吐き出したよ

フルコンクリートワイルド
変わりすぎて気づけないよ
自分 世界 未来 スベテが

フルコンクリートワイルド
今という時代(ばしょ)は少し
弱いボクには残酷だな


また明日も変わらず朝が来て
今日とおんなじ顔して歩くんだろ?

『だけど』


フルコンクリートワイルド
ここでボクは生まれました
そしてここで生きています

フルコンクリートワイルド
たとえ暗く冷たくても
今日くらいは笑ってたいよ

ほらね今日も日が昇る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

フルコンクリートワイルド

文字数、メロ訳注版は前のバージョンから。

駅を行きかう人々。
歩道橋を渡る、人の群れ。
浮かべた顔はみな、どこか陰鬱で、妙なことを言うならば、顔がない。
蟻のように決められた道をただひたすらに歩き、どこに向かっているのやら。
……そう思って、そして自分もまたその蟻の中の一匹だということに、気づいた。

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投稿日:2008/10/28 18:31:43

文字数:519文字

カテゴリ:歌詞

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