(A)
冷えた都会
霞むネオン
一人電車
乗り込んで どこにいこう

ひとりふたり
またひとりと
帰る居場所
そんなもの 私には関係ない
(A')
よそ見しては
前を見ない
癖はいまだ
直らない 直せないよ

崩れ落ちる
都市の夢を
眠るたびに
見てたのは どうしてなの
(B)
こういう時には
音楽を聴いて
退屈にサヨナラだ
また会おう

世界
(C)
電車はまだ 動いている
いくら時を 止めてみたって
私はまた 足をゆすり
いつも通り 眠るだけ

電車はまだ 動いている
誰かのため 誰かのお陰
私よりも 綺麗な目で
前を見てる

洗い流す 思い出だけ
忘れた頃 やってくるのは
後悔した 何かがある
つまりそれは あれなわけ

乾くほどに 描くほどに
なくす色に 似たようなもの
それでいいよ それでもいい
それでも
(D)
夜はまだ眠らない
朝はまだ来ないけど
終わらなくてもいいや
まるで間奏

心の在り処はどこ
聴いても始まらない
知ってるけど 知ってるけど
聴いてしまうの
(B')
大切な人が
いたはずなのにね
求めるほどに君は
いいんだよ
それで
(C')
電車はまだ 動いている
夜の街を 走り続ける
与えられた 役割さえ
私はもう こなせない

明日をまだ 見ていたいと
思ったのは ほんの気まぐれ
なしにしよう しがらみとか
ダサいだけだ

君は今も 覚えてるの
二人で知った 優しい何か
どうでもいい 割り切るのは
とてもとても 簡単で
らしくないな 揺れる思い
明日はまた ここに戻ろう
何時のまにか 時を止めた
終点

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タイトル「逃避行」(応募用)

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投稿日:2019/04/10 21:43:06

文字数:675文字

カテゴリ:歌詞

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