白く
白く
どこまでも白い壁
何もない白い場所
高く
高く
どこまでも高いとこ
たった1つの窓を見た
窓を見つけた少女が 手を伸ばす
見上げた遥かな場所に 空の青が新鮮で
壁に当てた手 力を込めた
強く上る 手と足の指に伝わる感触
冷たくて
それでも 空に 憧れて
長く
長く
白き壁は続いて
はがれた爪 こぼれ落ち
遠く
遠く
まだまだ窓は遥か
たった1つの窓目指し
力が尽きた少女は 手を伸ばす
見上げた遥かな場所の 窓が涙で歪んで
嘆きの叫び 壁に反射し
落ちる瞬間 窓の青を瞳に焼き付けた
悲しくて
それでも 空に 憧れた
壁には とても小さな爪あと
その小さな爪あとが
その小さな爪あとが
少女が生きた
少女が生きてた
小さな証
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