紅い雲 煙る蒸気と揺らぐ鉄の塔
飛行船 積み重ねたビル間を巡る
霧雨が降る、日々さえ隠す
煩く鳴り止まない革命の音
わたしは値札もない身売りでした
この手を貴方は手繰り寄せました
価値が生まれた、そんな気がしました
その手の赤色が綺麗でした
何度も季節が巡って、
何度も手を引かれて、
ゆびきりげんまんもしたのです
回想に身体と胸を弾ませ、
通り道を抜け出した
刹那、貴方の花弁、散らばった
どうして?なんで、どうして!?
叫べどアナタは崩れるばかり
抱き寄せて、臭いに嘔吐く
呼吸ができないな 泣き喚く
どうして、嫌だよ、どうして?
次第に憎、増、像は形を成す
嘘吐き共に愛を捧ぐ
それこそわたしの生きていく証
彼の日の音が止んでいくこの世界で
私は幸せの種、植え続けていた
実った果実の色はわからないが、
この都市の全てを手に入れていた
一人、季節を壊した
二人、未来を奪った
誰にも気づかれないようにね
収穫は焦らず、時間をかけて、
つまみ食いはほどほどに
全てミキサーにかけるその日まで
吐いて、色が落ちて、
心は腐り、崩れてしまった
それが何? 都合がいいわ
許さずに済むもの 爪を噛む
愛して、そして肥やして、
眉間に淡々"タンッ"、と罪を打つ
恨むのならば賽を恨んで
四の目がキミを見つめてたのよ
時は満ちて、夢堕ろして、
亡骸達に火を放て
チャチな礼拝も、命乞いも、
無価値でしかないのです。バイバイ
さぁて、生かされた「 」達へ
メインディッシュを召し上がれ
愛の残骸の中心で、
彼の日を胸に無念を抱いて散れ
白と黒しか無い世界は
なんで色を取り戻せないままなのでしょう
どうして、嗚呼、どうして
貴方はわたしを生かしてくれたのですか?
ねぇ、貴方はいないのに
溢れた
どうして、なんで、どうして?
心は少しも満たされないの?
笑えると思ってたのに
フリしかできないな 跪く
どうして、どうして、どうして?
貴方と二人で幸せになりたかった
それだけなのに
何もかも消えてしまった
彼女は丘まで歩きました
一つの墓標の前に辿り着きました
暇を少しいただきますね、と
微笑んで瞼を閉じました
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syudou
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