曖昧な輪郭描いた
この紙の続きが書けない
乾いた空気が張り付く
あの夏の記憶辿り

僕は泣いていた

生きる事に否決を
下されたこの人生に
何を見出せば良かった?

苦しみの輪廻が輪になって踊る
その中心で戸惑う僕はただ

自分の行いを恥じることも
この手で絞める自分の首さえ

見えていなかったから

突然プツリと途絶えた光
視界が真っ暗になって
初めて気づいた後悔が襲う

涙を零しても戻れない日々
失った時間には二度と返らない
色が変わり褪せていくんだ

通り過ぎた何気ない記憶の中に
情けないくらい子供だった僕が
自分勝手で傲慢な僕がいた

あの日から聴けてない
その音楽の続きが思い出せない
僕はまた繰り返すの?
あの夏の記憶の断片

僕は泣いてばかり

死ぬことを希望された
見下されたこの人生は
何を得て何を守った?

自分の愚かな確信と果てない欲
その中心で笑ってた僕はもう

この世界にはいないから

気づいた頃には遅かったけど
視界が真っ暗になって
知った光の暖かさが僕を満たす

失った時間には二度と返らない
情けないくらい子供だった僕が

曖昧な輪郭描いた
この紙の続きが書きたい
乾いた空気が張り付く
あの夏の記憶辿り

僕はもう繰り返さない
きっとまだ泣いている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏の記憶

閲覧数:43

投稿日:2019/12/15 15:23:35

文字数:545文字

カテゴリ:歌詞

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