いつからか眩しい陽のヒカリが嫌いになった
いつからか街行く人の視線が痛くなった
いつからか皆の当たり前ができなくなった
いつからか自分のことも愛せなくなった
やりたいことなんて何一つない
なりたい自分なんてどこにもいない
"自分の人生では誰もが主人公になれる"
なんてよく言うけど
私は別に主人公になんかならなくていい
体裁なんか気にしてないしどうでもいいはずなのに
他人の前では嘘の私を演じてしまう
そうしているうちに本当の私がわからなくなる
日々に意味を見出せず徒に生を浪費する
だからと言って死にたいわけじゃない
どうせ死ぬ勇気もない
ただ 生きているのをやめたい
食事も 睡眠も 呼吸すらも
何もしたくない
こんな私は"社会"じゃ通用しない
そんなことはわかってる
通用しないところになんか行かなければいいと思うけど
今の"社会"はそれを許してくれない
「これなら私にもできるかもしれない」
そう思って色々なことに挑戦してきた
けど毎回 自分と自分より才能のある人との
どうしても埋めようのない差を見せつけられた
そのたびに一喜一憂し 挫折し
もう疲れた
結局私は何もできない
でも至極当然だった
私が誰かより優れているわけがない
誰にもできないことをできるわけがない
だって私は誰もができる"当たり前"すらできないから
私は自分が嫌いになった
何も出来ない自分が心底大嫌いになった
私は人と関わるのを拒むようになった
自分の世界に閉じこもって何もかもを拒絶するようになった
私は他人から期待されるのが怖くなった
期待なんて聞こえはいいけど私にとっては負担でしかなかった
人間関係ってのは本当に面倒くさい
逃げたい 一人になりたい
消えたい
そう思ってるのに そう願ってるのに
周りの人間は素直にそうさせてくれない
スマホから聞こえる無機質な通知音と文字列が
私を現実へと引き戻し 縛り 苦しめる
「心配です」「何かあったなら言ってね」「相談乗るぞ」
はぁ 嘘ばっかり
私が急にいなくなって困ってるだけ
自分の利害しか考えてないくせに知ったようなこと言わないで
本当に私のためを思うのなら
邪魔しないで
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