想定内のクライシス
現状維持の鐘を響かせて

死ねば目を瞑る一瞬に散る
この身体　後ろ姿の君に焦がれ
避けた選択への未練
投げる賽も最初からなくして

頼りないifにこそ
なにかを残していく

せめて知らないふりして
君を泣かさないように
背を向けた他人事
行きつく先が破滅だとしても
残されるよりよかった

想像上のカタルシス
真実は空を掴みかけて

消失は目を瞑る一瞬の中
守る身体　後ろ姿の君が振り向けば
立ち止まらない選択を
心の何処かで持っているから

足りないlayも
今も探し続けていく

最後に嘘つきのふりして
君とサヨナラしよう
背を向けた愛情
時間が君を忘れていっても
姿は脳裏を透っていく

でももう戻れない
涙の後も残せない明日へ
嘘もフリも飽きてしまってたんだ

せめてよくある歌でも
君に伝えられたように
渡せなかった愛ひとつ
行きつく先に君がいなくても
傷つけるよりはよかった