終わってよ雲
星の隙間を埋めたなら
彗星は瞬きの中で誓うように溶けた
沈む
遠く浮かぶのみ込まれそうな黒の中
散らばった幾千のものが
集う様に魅せた

別に僕に想いはないけど
叶うものがあるんだとしたらきっと
いつまでもこんな
綺麗な夜空が
光を無くして
しまわないように

流れ落ちたものが悲しいやくだらないものなら
空とこの世界の全てが終わるだろう
残されたものがどうか正しいものとしたんなら
どうして僕のこの目は涙を流す機能があるのかい

ため息交じりと
一夜限りほうき星
水彩の滲んだ様な虹色に溶けて
だだっぴろい額縁を壊しそうになるほど
こんな平凡で小さいな世界中を埋めた

別に明日に希望があるとか
未来があるとか
どうでもいいから
この夜を止めて
散らばる星をさ
一つ一つ閉じて
祈っていれたら

溢れ出したものがこの両手ですくいとれえるものなら
空を貫く星もすべて見えただろう
残されたものはこぼれたものだと誰かが言うから
こんな褪せた記憶をたよりにまた僕は見つけたい

溢れ出す光の影を集めた
終わりを告げたお別れの言葉と  
ずっとただ息を止めたふりをした
もう目を開けて

ああこのちいぽけな愛したものを
どこへ捨て去ることができたのだろう
忘れたって捨てたつもりって
いいわけを何度も繰り返して
こんな場所で繰り返された思いを
僕は許したい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

メビアス

歌詞

閲覧数:389

投稿日:2017/11/16 10:49:07

文字数:582文字

カテゴリ:歌詞

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