・メルクリウス
 ラテン語で水星の意味。水星はギリシャ神話のヘルメスを表し、商業、牧畜、旅人、盗みを司り、嘘と交渉術の巧みな神であった。組織自体は神代より、その存在はあったとされ、様々な国の裏で手を回していた。活動理念は「人間による秩序の存続」であり、目的のためには殺人、戦争もやむなしとしている。
 加入するか否かは思想適正と本人の意思によってなされる。
 諸外国の政府に圧力をかけることができるほどの権威ある組織である。

・日本国国家公安委員会特別諜報室
 国家に反旗をひるがえす思想や宗教勢力の『排除』。
 また、表向きにはオーパーツとされている事象への警察的干渉。
 日本を害する外国の陰謀に対して諜報や積極的自衛を行っている。
 戦前の前身が特別高等警察。表向きは廃止という形を取ったが、裏で名前を変えただけである。
 現状、メルクリウスとは良好な関係を保っている。

・現象
 人間の魂は莫大なエネルギーを保持しており、この世に存在するありとあらゆる現象は人間が魂のエネルギーを使用し、観測することによって、その事象を現象たらしめている。
 この世界が人間にとって都合のいい環境であるのは、人間がそう観測したからである。
 この観測という現象は時間軸を必要としない。即ち、現在の物理法則はその法則の発見者がそのように観測したから、その現象が存在することになるのである。
 この中で矛盾が起きないのは「人間がすごしやすい環境」という大枠が生物の生存本能によって規定されているためであり、現象はこの枠を超えることができない。

・エーテル
 人間の魂を物質化、結晶化したもの。
 人間の魂からできているために人間の精神に呼応し、その事象を観測する。
 観測された事象は現象となって指向性を持つ。
 つまり、どんな願いもかなえる結晶である。
 その効果はエーテルの質量に比例し、望んだ現象に応じて質量を消費する。
 過去に賢者の石と呼ばれた物質である。
 
・魂の収束
 旧き世界では錬金術でそれを作りだそうとしていた。
 が、大量の人間の魂を一度に変換することはできなかった。
 そこで、各地のテレビ塔など、全ての電波塔から強力な電磁波を出すことにより、脳を破壊してエーテルが『むき出しになる』、エーテルの粒子を高速回転することによって発生させられた引力で、エーテルが回収され。可能範囲は100kmに及び、日本の端から東京に向かって同心円状に収束するように装置を起動と停止することによって、日本全体のエーテルを回収することができる。

・失踪事件の真実
 魂の収束の実験により、被害を受けた人々。
 人間は魂を完全に消失すると、その存在すら保っていることができずに蒸発してしまう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

戦場のアルメリア 用語解説

これは「戦場のアルメリア」で使用する設定です。
他の作品での設定の使用は禁止します。

特に遊撃警察の下りは、自分が他で既に発表している作品でも使用されていますのでパクられるのはマジで困ります(必死

この設定はフィクションです。
実在の人物、団体、国家、組織とは何の関係もありません。
というかあったら困ります。思想の自由はどこ行ったw

閲覧数:74

投稿日:2011/11/20 14:33:55

文字数:1,146文字

カテゴリ:その他

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