Mirror Image
嘘にしておけばいいのに 背伸びして飛び込んだ夜
帰ることもできたのに わざとタイミング逃して今
歪んだ鏡みたいに いびつに分かれた片割れ
同属嫌悪の裏返し 指を伸ばせば絡んで
重なり合うのは当たり前 甘える呼吸すら同じ
血のような 赤い瞳の 奥に私の涙目
忘れものに気付いたふりで 帰ろうとしても手遅れ
欠けっ放しだった心 丁度閉じ込めて鍵をかける
言わなくてもわかる 細い腰を抱く
待っていた 長いこと その瞼に口付けて
怯んだ様子見せても 離すことなどできない
呼吸困難の震えさえ 唇越しに楽しんで
肌が触れればわかるはず ここがお前の居場所だと
乱れ流れた赤い髪すら 混じり紛れて一つに
力づくなんていらない 視線合わせて囁くだけ
吐息混じりに口をつき 熱を伝える「見つけた」
嗚呼 堕ちていく 自己倒錯の 閉じた螺旋
嗚呼 燃え上がる 焼け焦げた 鏡の中で
お互い触れていることすら 判らなくなる夜明け前に
異端の翼触れ合って 互い無しでは飛べなくなる
嗚呼 堕ちていく 自己倒錯の 閉じた螺旋
嗚呼 燃え上がる 焼け焦げた 鏡の中で
嗚呼 写し身の 首に腕絡め 閉じた双眸(ひとみ)
嗚呼 かまわない 焼き付いて 離れなくても
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