通り過ぎる時の中で
気付けば身体は大きくなって
置いてけぼりの心はまだ
一人で保つ術がない

信じる度に裏切られて
傷付くくらいなら知らなきゃよかった
中途半端にいい頭は
余計なことばかり気にしていた

最低な世界 皆嫌いだ
なにもかも許せなくて
報われることがないなら
期待なんてさせないで 消してよ

どうせいつかは全て終わる
この命だって尽きる日が来る
最初から全部なかったのなら
悲しまずに済んだのに

散りゆく運命 だから花は綺麗なんだって
誰かの言葉
渡した花束は造花
感動なんてそんな程度

最低な世界 どこもかしこも
見たことはないけど知っている
嫌になることばかりで
期待しようがないんだ

ここは荒れ果てている大地の上
種を植えても花は咲かない
当たり前のように受け入れたら
あいつらのように笑えるよ
張り付いたような笑顔で笑えるよ
笑えるよ

誰かと歩いた記憶はもう
褪せるくらいに昔のことだ
散々喚いて泣き散らして
いつしか一人の世界

心臓はまだ動いている
必要となんかされていないのに
希望の光は見えないけど
まだ止める時じゃないよ

通り過ぎる時の中で
いつかは心も大きくなって
この苦しみや悲しみも
許せるようになれるかな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

プリムラ

閲覧数:90

投稿日:2020/06/23 20:01:42

文字数:527文字

カテゴリ:歌詞

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