Admiral

Music & lyrics:仲邑将太郎


明け方前に裸足のままで列を成し
垢に塗れ使われた
小さな体黄色い肌に黒い髪
僕らは劣等種

富(ゆたか)で強く大きな国に
憧れ羨んでズボンを履いて
背伸びしたって指をさされて
笑われるだけじゃないの

ゼット旗揺らめいて
四方(よもう)海原荒れたとしても
いざ断てよ白の首輪を
反旗の激昂

いつからか彼の神が
色で人を隔てたのなら
争うこと 望むなら
貴方は何色に染まるのか


叩かれて脅されて泣かされて耐え忍ぶ
長い時間の中で
月明かりだけ頼りに僕らはずっと
爪を研いでいた

足元見られて搾取されて
慌てて気付いてカタナを捨てて
決まりを守る良い子でいても
舐められるだけじゃないの

聞こえるか 黄も黒も
五族も等しく泣き笑う
椅子を空けろ 耳を貸せ
此岸泰平(しがんたいへい)の唄

解き放て 種の檻を
天気晴朗なれど波高し
相容れぬ 互いを繋ぐ
海は青のまま変わらぬのに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Admiral(歌詞)

Admiral

閲覧数:661

投稿日:2012/01/02 00:28:52

文字数:425文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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