今日は卒業式
信じたものが消えていく
さようならに興味はない

電車を待ってると
野良猫が傍らで座る
君も待っているの?

情けのような眼差しで見上げて
猫が声を出した
逃げ出して

特急列車乗って
溢れ出すカラーの世界へ
ねえ、何もなくてもいいんだよね
すべてを投げ捨てて

忘れちゃって
時を止めて
あの町にはできないことは
ないんだよと
知ってほしいよ
これは最終搭乗コールだ

大人のように
魔法を信じるのをやめた
モノクロの存在

心臓の鼓動を感じられなくなって
嘘をついた
「そろそろ行かないと」

電車がやっと来て
僕は立ち上がる
声が聞こえる

逃げ出して
特急列車乗って
溢れ出すカラーの世界へ
ねえ、何もなくてもいいんだよね
すべてを投げ捨てて

忘れちゃって
時を止めて
あの街にはできないことは
ないんだよと
知ってほしいよ
これは最終搭乗コールだ

行かなくちゃ
ずっと子供の夢を見るのはだめだよ
「この世界には
奇跡なんてないんだ」
といつも言われた

猫の街に信じてみたい
けど物語はもう卒業した
そんなノスタルジアは要らないのに
どうして涙があふれるの?

乗車券買って
特急列車乗っちゃって
溢れ出すカラーの世界へ
ねえ、何もなくても大丈夫だよ
すべてを投げ捨てた

忘れちゃって
時を止めて
あの街にはできないことは
ないんだよと
わかってるんだよ

僕も野良猫になっちゃった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

猫の町(歌詞)

閲覧数:240

投稿日:2017/04/04 13:59:07

文字数:606文字

カテゴリ:歌詞

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