廃れた罅に芽を吹いた 草葉が陰り脳を食む。
捨てたきりの無能感で毟り折り裂き躙り断つ
だけだ。
余りの愛をあてがって頬の辺りを薄く掻く。
接がれた皮膚がへばりつく いらない言葉、仮の顔。
安寧は絡まって舌を縫う。
剪定された感情で咲う。
淋た心も研いだ自惚れも爛れて君へと散っていく。
見えないまま 声が居なくなる。
味蕾はただ、鈍り膿んだまま
化けきって 捌けきって黝く立ち枯れてく。
叫ぶ嘘を繋ぎ縫い留める。
カタリ、シズム 襤褸襤褸の日々で
擦りきれて忘れきっていた。
邯鄲な記憶に暮れ泥む陽を焼き付けてく。
寂寂と哭く街灯も
素顔の様な液晶も
ひしゃげたままの看板も
赤の点かない信号も
とっくに褪せた桃色の最期を僕は映せない
遺されたから考える 何も捨てられない僕は、
安寧は絡まって舌を縫う。
剪定された感情で咲う。
錆びた心に熔かされた髄が束の間の情に冷めていく。
さようなら今、過去になる前に
色彩から輪郭まで奪い取って影を挿して瑩然と眩んでゆく。
今日を惑い、明日に追いすがる
朝の苦衷 夜の憂惧を忘れきって 擦りきれていた
堕胎した矛盾纏って傷つく度歪んでく、
見えないまま 声が居なくなる
味蕾はただ、鈍り膿んだまま
化けきって 捌けきって黝く立ち枯れてく。
叫ぶ嘘を繋ぎ縫い留める
カタリ、シズム ばらばらの日々で
擦りきれて忘れきっていた
邯鄲な記憶が暮れ泥む陽で焼き切れてく。
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