憂い狂う月の遠鳴りに
応え得ぬ此の身を 詛うが如く
八重の夜霧を 抜け損ねた禽よ
今宵も刃の牢 賞でましょう
運命など 視えてれば 変えなくて善い
確かな時を刻ませて
動き出せば 抗いの心さえも
潰して曳き行く輪の 迹になれ
輪廻囃す羽音一闕
奏で切れざる悔い 抱え慄く
優婉に舞い散る 傷だらけの禽よ
己の輓歌でも詠いましょう
夢懐かれ 幻滅され 貶されても
明日は天を遮ってやる
翅を捥がれ 轢き裂かれ 堕とされれば
我が血で此の大地を穢すまで
逆らわずとも 足掻かずとも 在り続ける
見せる為の強さじゃないから
生と殺など 幾度も繰り返してみろ
僕は此処に在る 永遠に此処に在る
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