「ゲルニカ」/NMM
「ゲルニカ」
咲イタ花ハ
閃光ト共二
慎ンデエモノモイハヌ性、現代
サアリテ醒メモ醒メ切ラヌ戦災
ゲリラ的ニ敷衍サル戯論ニ
空ッポノ頭捧ゲテル人間等ニ
退廃的ト疎マレタ神代
サレド土ニ還ラヌ三星堆
砂漠ニ帰シタアノ都市ノアノ日の
悪夢ヲ何処ニ忘レタ原罪
サレドモ人間ハ然ルベキ存在?
人間ト自由ヲ操ルハ本懐?
浅薄ナ正義掲ゲツ連帯
挙ゲ句ノ果テニ耐エキレズ崩壊
1000年先誓ッタ金輪際
三日後忘ルル冠婚葬祭
ゲルニカ騙ッタ被害妄想ニ
見ヌフリカマシテ傷ヲ抉ラレテルノ
机の上に吐き連ねられた呪詛の言葉を覗いた
「踏切の前躊躇った13秒間
カーテンを切る静かな空襲警報
切り売りした時間が未来に陰を落とす呪い。
防空壕で反芻する悪夢、言葉の節々に込もった殺意
人のやり取りとしての体裁を欠いた言葉の絨毯爆撃
勧められた日記帳に殴り書きを重ねても
空襲警報は鳴り止まない。
自分と向き合ったページの数々が
果てに白紙で遺る恐怖、焦燥
深く暗いところまで覗いてくる世界全体が、私の身体につけた傷跡が
ペン先を嫌うことなく軈て黒く重く溜まる。
耐え難い空虚を何度も書き殴った果てに
依然として白紙で回収される答案
表出した自分の醜悪を前に、内なる黒い掃き溜めが消毒液を無視して横溢し始める。」
『ゲルニカ』
太陽も融けてしまう様な温度
斃れた自由を徒に照らす星
血に塗れたターニケットが捧ぐ小さきこの祈り
切り裂いて撃ち抜いた
躯体を貫いた光
生き急いだ果てに
死に急いだ果てに
きづいた己も泡沫、虚だから
狂ってるんでしょう?皆して
神も仏も燃える様な温度で
私が成した終焉の刻静かに湧き上がる怒り
向き合って吐き戻した
黒くも寂しげな痛み いたい
君の笑顔も溶けてしまうほど
ふかいきずだった。
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