カトカ

作詞作曲 ピチニテ


写真を見返した もう何日も放っている
気付いたところで 何も見えない

サイカイなんて嘘だろう
夢と現実を知らぬまま
大人になったフリをして
昔のように歌を歌う
何も失くさずにこなしてく
そんな日々を

耳を澄ました音になった指が
空に舞ってゆく乾いた世界だ
心地よいフリで死んだ感覚も知らぬ
真似できない世界だ

昔の方が良かったのにと思う気持ちは
自分が擦れているからなのか
そう思わなかった時の
特別な感情は一体なんだ
届かないくせに近づけた気になっただけ
それだけ

名前を呼んでもらいたかった
時間はなかったけれど
声を聞かせて欲しかった
こっちばかりじゃなくてね

触れて欲しかっただけじゃないけれどさ
もっとちゃんと甘い蜜を求めて死にたかった
ずっと夢見ていたような感覚で
冷めないような勘違いの中で
最後の音が止む

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

カトカ 歌詞

閲覧数:69

投稿日:2022/04/20 19:12:04

文字数:382文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました