「……♪」

「ルカ、上機嫌ね?」

「え?そう?」

「そうよ、何かいいことでもあった?」

「……べつに。」

というものの、顔がにやけてしまう。
好きな人に会えて、話せて、嬉しくない人なんて恐らくいないだろう。

「あっ、レン君♪」

「っ!!」

思わずドキッとした。

「何よ、まさか…好きだったりするの?」

その一言で一気に顔が赤くなる。

「競争率高いわよ?ま、でもルカはモテるものね。」

そういうメイコもかなりモテるのだが。

「そんなんじゃ…ないよ。」

「そう。じゃあレン君…」

「ダメッ!!」

「ほら、好きなんじゃない。」

「……」

正直、レンが本当に手紙の人なのか疑っている。
レンの口調からしてあんなことは言わない。
でも、リントが違うのだからレンしかいないだろう。
「分かんないよ…本当に…」

正直な答えだ。

「きゃーっ!!」

廊下から黄色い歓声が聞こえた。

「あら、愛しのレン君じゃない?」

メイコの予想は外れた。

「ルカ、おはよう。」

「へ…?あっ、おはようございま――っ痛…!!」

勢い余って机に頭をぶつけてしまった。情けない。

「大丈夫?」

「はい…っ大丈夫で―っ!?////」

近い近い近い。ものすごく近い。

「ボソッ」

耳元でリントが呟いた。

「それだけ。じゃあね♪」

「今の――」

「どうしたの、ルカ…ってどこ行くのよ!?」

急いで教室を飛び出した。

「っリント君!!」

「何?」

「今のって―――」






続く。

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ある少年と‥④

毎度毎度俺得でさーせん(ry

リント何言ったんでそ?
考えてないy!!

そのうち明かしますよ、そのうち…ね…

閲覧数:195

投稿日:2011/04/29 13:02:51

文字数:661文字

カテゴリ:小説

  • コメント2

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  • 魔熊

    魔熊

    ご意見・ご感想

    リント、何て言ったんだ?
    ルカはリントの言葉で何に気付いたんだろう?

    続きも期待して待ってるね(^-^)b

    2011/04/29 13:08:28

  • 檸檬飴

    檸檬飴

    ご意見・ご感想

    ルカさん可愛すぎでしょ(*^^*)
    リント君は何て言ったんだ?
    気になる…(>_<)

    2011/04/29 13:06:26

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