【多分、君が好きだったのは】
a
多分、君が好きだったのは
あたしのことなんかじゃなくて
誰かを心から想える 君自身のことだよね
a
多分、ふたり始まりのとき
スタートラインなんかなくて
ちぐはぐに歩き出しただけ 足跡が離れてく
b
誰も叱れないだけの
弱さを優しさと履き違えて
そんな曖昧な温もりを
あたしも愛そうとしてたんだ
s
触れないで 痛くなんてないから
触れないで 忘れちゃいたいから
こんなに不器用で 痛ましくても
それでもあたしはここにいるんだから
b
君を叱れないでいた
脆さはきっとあたしも同じだ
守るものが欲しかっただけ
生きてく理由が欲しかっただけ
s
言わないで 気休めなんていらない
言わないで 期待したくないから
いつの日かひとりで 立ち上がるから
簡単に優しくなんてしないで
s
触れないで もう何ともないから
触れないで 惨めに思うから
どんなに歪んでも 傷だらけでも
手を差し伸べようとなんてしないで
a
多分、君が好きだったのは
あたしのことなんかじゃなくて
あたしを心から想える 君自身のことだよね
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