始まりは暗い世界
確かなものは鼓動だけ
微かに聞こえてくる誰かを呼ぶ声

次第に色付く世界
五感すべてが未体験
呼ぶ声の意味に気づいた日を覚えているかな

そうやって こうやって
ひとつひとつ広がっていくんだ
街中を焼き尽くす空の色も
君はまだ知らない
  
君が握りしめた小さな手のひらの中に生まれるんだ
言葉にならない感情も 捨てられない夢も
まだ見たことない 色と形に出逢う奇跡が
きっとこれから君を照らし出す光になるから

お気に入りの靴も小さくなってきた
君は冬の空見つめて「ひらり」と呟いた

君が当てはめた覚えたての言葉で
創られた世界はこれほど美しいから

君が選んでゆく いくつもの未来の中で見つけるんだ
数え切れない感動も 避けられない傷も
まだ聴いたことない 音と言葉を繋ぐ声が
きっとこの先 今を確かめる灯りになるから

君を待っている不確かな未来の前で怯えたって
広がる世界の中心で君は脈を打つ 
今息をした 君を選んだ未来が待ってんだ
ほら 視界は気づけば煌めく
君次第だから

さあ 君の目指す方へ

出会いがあって 名前を知って
触れて確かめて
   
恋を知って 愛も知って
寂しさに気づいて

別れを知って 命を知って
また愛に気づいて 繋いでいく
愛おしい命を まだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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Nova

閲覧数:32

投稿日:2024/06/06 22:32:14

文字数:552文字

カテゴリ:歌詞

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