A
硝子の向こう乱雑に並ぶいくつもの星
その逆さの世界に僕を連れて行ってくれ
切り取られた空にいくつも星座を描(えが)いて
無様に消えていく様子をただ一人眺めてた
B
息を吐いて出来た星雲で現実を閉ざして
その向こうにあるものを仮想してまた軋む

S
Ah that rainy!
僕を一思いに殺してくれ
Ah that rainy!
その槍(やり)で背中を突き刺してくれ
Ah that rainy!
嘘も誠も全部忘れさせて
Ah that rainy!
君は悪くないから泣かないで


A
硝子の向こう意味もなく弧を描(えが)く流星群
微かな願いは届かず地平線に落ちてった
地面から星が次々死にゆく音が響く
同じように何処かで死ぬ人を誰一人も知らない
B
凍えたような音をかき鳴らし夢を閉ざして
その手前にある理想をひたすらに踏みつける

S
Ah that rainy!
僕をもっと清くしてくれ
Ah that rainy!
その針を腕に突き刺してくれ
Ah that rainy!
そこで赤を純白に塗り替えて
Ah that rainy!
僕が悪いんだから泣かないで


C
願ったのはただ茫然としたこの思いと
空前と咲く花のようになりたいと思ったこと
叶ったのは何一つないんだと知っていた
D
僕の傷を心の雨を早く流して散ってくれ
海原まで持ち込んで何も分かんないようにして
突き刺した針から僕を救う毒を盛ってくれ
もうなにも考えなくていいように楽にして
お願いだ お願いだ それ以上に悲しい話さ
だってだってだってもっときっとちょっとだけ
願うよ



S
Ah that rainy!
僕を一思いに殺してくれ
Ah that rainy!
その剣(つるぎ)で首を落っことして
Ah that rainy!
この涙は全部嘘と言って
Ah that rainy!
君は悪くないから泣かないで
LS
Ah that rainy!
何も分かんないようにして
Ah that rainy!
感情なんて捨て去らせてくれ
Ah that rainy!
視界を煙らせて消してしまって
Ah that rainy!
悪いのは僕だけだ泣かないで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

天滴

H28 6/30 コラボより移動させました。

27/6/12 曲をつけて頂いた【http://piapro.jp/t/h-Qo】ことにより、曲側で歌詞が大分変更されました。という追記



投稿間隔が狭いかな…?と思いつつ。

詞のイメージはこれまた悩める少年…
なんか歌詞を書かせていただくとあんまり幸せそうにならない病気です。
窓につく雨粒を眺めながら書きました。
景色はやっぱり見る人の心情で変わるものですかね。
リズムを頭で刻みつつ書いたのですが、やっぱり文字数がガタガタだったり、まさかのDメロってなんだよとなんとも言えない構成に出来上がっています。しかも長い。

閲覧数:177

投稿日:2016/06/30 16:28:17

文字数:919文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました