ビルの屋上で 紫煙を纏い
届かぬ星たちに願いを?
夜空は君に似て 冷たく


孤独の淵に たったひとり 取り残され
今にも足を 踏み外してしまいそうな危うい感覚を
記憶の片隅の君が 僕を繋ぎ留めているんだ


いつまでも 届かない願い
地上からは あまりにも遠すぎ
どこまでも 響かない祈り
闇夜の中へ 溶け込んでしまうんだ

ただ深く 沈んでく願い
他の誰にも 触れられない程
ただ遠く 離れてく祈り
自分でさえも 悲しくなる程

纏った紫煙 星と共に 霞んでいく
記憶の中の君の顔も 忘れていく
「星に願いを」なんて 誰が言ったの?
星々も僕の目には もう映らない



<ひらがな>

びるのおくじょうで しえんをまとい
とどかぬほしたちにねがいを
よぞらはきみににて つめたく

こどくのふちに たったひとり とりのこされ
いまにもあしを ふみはずしてしまいそうなあやういかんかくを
きおくのかたすみのきみが ぼくをつなぎとめているんだ

いつまでも とどかないねがい
ちじょうからは あまりにもとおすぎ
どこまでも ひびかないいのり
やみよのなかへ とけこんでしまうんだ

ただふかく しずんでくねがい
ほかのだれにも ふれられないほど
ただとおく はなれてくいのり
じぶんでさえも かなしくなるほど

まとったしえん ほしとともに かすんでいく
きおくのなかのきみのかおも わすれていく
ほしにねがいをなんて だれがいったの
ほしぼしもぼくのめには もううつらない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

「星ニ、願イヲ?」

ゆい様の作品への応募です。
http://piapro.jp/t/d2wa

「星に願いを」なんてくそっくらえだー!みたいな。

閲覧数:121

投稿日:2014/07/09 17:58:52

文字数:640文字

カテゴリ:歌詞

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