お姫様はその時15
美しい顔も 澄んだ心も
彼女の恋の 役には立たなかった

王子様は夢見がち
目の前にいる綺麗な姫より
恋に恋して 村娘と駆け落ちを

童話に憧れた王子様に 物語に置き去りにされたお姫様
茨はそんな姫を見て 静かに静かに伸びていく

育て育て黒い棘
心も黒く染め上げて
絡め絡め赤い蔓
心の臓を搦め捕れ

泣き伏し暮らすお姫様
呪いの言葉も恨みの気持ちも
王子を連れては 来やしない

美しい心のお姫様は いつしか童話の魔女となり
茨はそんな魔女の手で 時さえ超えて育ちゆく

開け開け朱い花
血も涙も吸い取って
落ちろ落ちろ昏い種
そして再び花咲かせ

それでも最期 茨を手折るのが
王子様(アナタサマ)であったなら

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茨姫

タイトルの通り、茨姫をモチーフにした歌詞です
作曲能力はないので曲はないですが…歌詞というよりむしろ定型詩?

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閲覧数:85

投稿日:2010/04/14 18:49:33

文字数:318文字

カテゴリ:歌詞

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