雲流れる朝
風が撫で見送るんだ
すれ違う
木漏れ日が
いつまでも眩し(い)
陽射しのむこう
現実離れした
かげろ(う)みたいに笑う幻
揺れて
「心配ないよ、
元気でやってる」と
聞こえた気がしたから大丈夫
またね
晴れた空に花
ひとりまた
飛んでくんだ
とらわれず
行(ゆ)く先は
どこまでも遠い
追いかける
影はふたつになる
重なった
影がひとつ
夏の日
——ひらがな——
くもながれるあさ
かぜがなでみおくるんだ
すれちがう
こもれびが
いつまでもまぶし(い)
ひざしのむこお
げんじつばなれした
かげろ(お)みたいにわらうまぼろし
ゆれて
しんぱいないよ
げんきでやってると
きこえたきがしたからだいじょ(お)ぶ
またね
はれたそらにはな
ひとりまた
とんでくんだ
とらわれず
ゆくさきわ
どこまでもとおい
おいかける
かげわふたつになる
かさなった
かげがひとつ
なつのひ
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