[A]
何気なく握ったペン先
白に線が流れていく

出口を失った言葉が
また僕を見つめるように


[B]
滲む「生」と「死」の境界線
落ちる影 鍵盤の音
届かないその背の広さに
また一つ何かを映していく


[S]
揺らぐ僕の見つめるその先に
少しだけ「私(きみ)」は触れていて
隠しきれなかった傷跡が
囁くようにその手に残るのだ


[A]
聞こえてるあの流れる音
懐かしさに反射してく

いつも傍にあった言葉が
また僕を見つけるように


[B]
滲む「現(うつつ)」「夢(む)」の境界線
逸らせない あなたの鼓動
舞い落ちる音のない雫
それはいつも僕を捉えていた


[C]
零れ落ちたその音を
何度も何度も拾い上げて

僕の奏でる指先が
明日でなかったとしても


[LS]
揺らぐ「私(きみ)」の見つめるその先に
少しだけ僕は触れていて
隠しきれなかった思い出が
囁くようにその手に残るのだ

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リフレクション

いつも聞こえてたあの音を。

作曲者様が決まりました。ありがとうございます。
()内は読み方です。

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投稿日:2021/12/05 19:03:36

文字数:401文字

カテゴリ:歌詞

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