気まぐれ雨雲も消えて
ここぞとばかり蝉しぐれ
カランコロンと下駄ならして
人並みをいそぐ

おはやしの音と飛び交う喧騒
キラキラならぶりんご飴
まとわりつく髪をさっと
風がふきあげる

ゆらゆら揺れて泳ぐ金魚
あれはいつの夏だっけ

ぽんと空にひらいた
赤と青がゆれる
いつか描いた絵日記
永遠に終わらない夏


立ち上る煙にまぎれて
向こうを行くは夏の夢か
水たまりを避けそこねて
裾がにじんでく

どどんとひびくかんしゃく玉
色とりどりの花ひらひら
ふわり火薬の匂いをそっと
風がはこんでく

ぬるくなったラムネのあと味
ベタつく甘さだけ残った

ぽんと空をうめる
音と光の渦
胸の奥にひそんで
夏がまだほどけきらない

ぽんと空にひらいた
赤と青が消えてく
帰ろ帰りたくない
夏の夢終わらないで


虫網かかえて蝉を集めてた夏
部活帰り二人乗りの自転車
星空に夢を語った
いろんな夏がかけてく
3つ数えて 3,2,1 はいおしまい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

あれはいつの夏だっけ (歌詞)

ボカコレ2025夏参加曲「あれはいつの夏だっけ」の歌詞です。

閲覧数:59

投稿日:2025/08/14 14:42:19

文字数:418文字

カテゴリ:歌詞

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