『ゆれるコールドスープ』

貴方の口癖　真似してみた
少し歯がゆい感じがした
左眼　捉えた視線の先
ふわりと揺れてる　私の気持ち

最初の一言がくすぐったくって
背骨が小さくときめいた
冷たいスープが似合いそうだと
ぼんやり　見上げた真夏の空を

単純だって構わない　間違い探しみたいな　
瞬間にもう戻れない　答えはすぐそこ
静かに息づいて　離れないから
明日もこうして　また会えるの？

秒針　重ねた　鼓動の粒
画面の表示はゼロばかり
ミルクを　飲み干しても消えない
渇きに　戸惑う　ベッドの上さ

溜め息　夜空に浮かべながら
光を繋いで　星座作り
いつかは零れ落ちるとしても
それでも　想うの　貴方のことを

簡単なんて思えない　場違いな不安定で
衝動にもう駆られたい　貴方の背中に
明日のことなんて　分からないから
この手を伸ばして　触れてみるの

単純だって構わない　間違い探しみたいな　
瞬間にもう戻れない　答えはすぐそこ

簡単なんて思えない　場違いな不安定で
衝動にもう駆られたい　貴方の背中に
明日のことなんて　分からないから
この手で触れさせて　もうだめなの