A1
ほおずき色の　鮮やかな雲が
夜に向かって　流れゆく
何故に生まれて　何を運ぶのか
風の速さに　寄り添うように

B1
断ち切る　刃に込めてきた
願いを　忘れはしないよ

S1
目を閉じて　感じる存在に
出会うため　歩いてゆこう
信じたい　この時代の終わりに
微笑みという　光　差し込むこと


A2
捻れ歪んで　伝わり続けた
迷い子のような　物語
ひとつひとつと　この手でほどいて
夕映の中　暖めよう

B2
誰もが　人知れず新たな
自分へと変わるだろう

S2
耳澄まし　聞こえる歌声に
支えられ　また歩き出す
溢れ出す　涙粒に映るは
褪せることのない　燃え立つ空

C
照らす眩しさ　何処か怖くて
背を向けていた
だけど　もっと　振り向きたい
受け止めるために

S3
過ちを　犯した日にさえも
この絆　繋がっていた

S4
目を閉じて　感じる運命に
何度でも　出会い続ける
信じてる　この時代の終わりに
微笑みという　光　差し込むこと



【譜割り・()は一音分】

A1
ほおずきいろの　あざやかなくもが
よるにむかって　ながれゆく
なぜにうまれて　なにをはこぶのか
かぜのはやさに　よりそう(よう)に

B1
たちきる　やいばにこめてきた
ねがいを　わすれはしないよ

S1
めをとじて　かんじるそんざいに
であうため　あるいてゆこう
しんじたい　このじだいのおわりに
ほほえみという　ひかり　さしこむこと


A2
ねじれゆがんで　つたわりつづけた
まよいごの(よう)な　ものがたり
ひとつひとつと　このてでほどいて
ゆうばえのなか　あたためよう

B2
だれもが　ひとしれずあらたな
じぶんへと　かわるだろう

S2
みみすまし　きこえるうたごえに
ささえられ　またあるきだす
あふれだす　なみだつぶにうつるは
あせることのない　もえたつそら


C
てらすまぶしさ　どこかこわくて
せをむけていた
だけど　もっと　ふりむきたい
うけと(める)ために


S3
あやまちを　おかしたひにさえも
このきずな　つながっていた

S4
めをとじて　かんじるうんめいに
なんどでも　であいつづける
しんじてる　このじだいのおわりに
ほほえみという　ひかり　さしこむこと