積み上げた 月刊誌
先回った 遠回り
埃の味を 指で掬う

取り上げた 常套句
駆け回った 庭の城
明日の色は だれが決める

零れ落ちたのは なんの欠片だ
楽をして 明日を譲り合うんだ いつも
回らない地球に 息を落とせば それで終わり

窓の外に行くだけでしょ
鐘が鳴る頃に お腹すかせて
そんなんでいいか いいのか

目を閉じた 夢を見た
目が回った もう終わり
涙の味は うまくないね

零れ落ちたのは なんの欠片だ
楽をして 明日を譲り合うのはやめよう
回らない地球に 息を落とせば それで終わり

君はきっと言うんでしょう
暗くなる前に 帰っておいで
それだけでいいよ いいよ

握った指の先 痛いことを痛いと思えた
そういうことが たぶん嬉しい

君はきっと言うんでしょう
暗くなる前に 帰っておいで
それだけでいいよ いいよ

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明日の寝息

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投稿日:2016/07/23 14:55:47

文字数:370文字

カテゴリ:歌詞

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