ねえ、Friend
その微笑みは何のせいなの
昨日の夜の電話の時とは 随分違うね
眠れない日もあるだろうから なんてさ
期待してた自分を叱り付けた
ねえ、Friend
最近気付いたことなんだよ
世界はたいしたものでできていなくて 歪で
例えばほんの僅かな胸騒ぎが
恋を予感させたりするのさ
雨上がりのガードレールを
飛び越えてった
濡れた裾 小さなローファー
躊躇いのスカートは おまえに似合わない
そうじゃなきゃ 隣にはもういれない
恥じらいの領域に 意味があっちゃいけない
Just be Friends ただ それだけでいい
ねえ、Friend
短い髪が似合うおまえに
らしくないなんて言葉だけは言わないつもりが
近頃は複雑めいたこの胸さ
あんな仕草だけがもう剥がれない
しょうがないほど
どうしようもない悩み事に
懸命に振り回され
それなのに そんな表情(かお)されちゃ もう駄目なんだ
そうされちゃ 隣にはもういれない
恥じらいの領域を 鞄で隠すから
見えないのに気になるのさ
真夜中の通話歴 掠れた声 静寂(しじま)さえ気に留めず 夜を明かした
さみしさとおざなりが 絡み付いた 感情をほどけない 人の弱さ
ねえ このまま 大人になってしまったら
友達じゃいられないけど
躊躇いのスカートは おまえに似合わない
そうじゃなきゃ 隣にはもういれない
恥じらいの領域に 意味があっちゃいけない
Just be Friends ただ それだけでいい
躊躇いも恥じらいも おまえに似合わない
それなのに胸は騒ぐ どうしてさ
濡れた裾 乾くまで 二人の夕暮れは
揺れながら燃えるばかり
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