【A1】
夕暮れ沈んでく 焼きつく色
鳥達に追い越され 並ぶ影

【A2】
喧騒が止まって 耳を澄ます
教会の鐘の音も 聞こえなかった

【B1】
誰もいない海岸線に戯れる白波残し

【S1】
赤に揺らぐ 境界 海と空繋がる線刻むだけ でも見えないの
なびいた髪 耳へ囁き いざなう声 目隠し触れている手
背中越しに伝う 熱い鼓動 振り返った先 そこには愛が


【C1】
交代で顔変える空に気の早い一番目瞬き始める

【B2】
誰もいない海辺気まぐれ潮風に誘われ触れた

【S2】
青に揺らぐ 限界 恋人を見ているのは 微笑む月と星だけ
かさなる指 心傾け合う むすんだ口 閉じた目の奥で描く
溶け出すような夜 波の音を 聞きながら体 抱き寄せ眠る


愛して愛され二人の結末 海だけが知っていた



……………………………………………………………………(ひらがな)

ゆうぐれ しずんでく やきつく いろ
とりたちに おいこされ ならぶ かげ

けんそうがとまって みみを すます
きょうかいの かねのねも きこえなかった

だれもいない かいがんせんに
たわむれる しらなみ のこし

あかにゆらぐ きょうかい うみとそら
つながるせん きざむだけ でもみえないの
なびいたかみ みみへ ささやき
いざなうこえ めかくし ふれているて
せなかごしにつたう あつい こどう
ふりかえったさき そこ には あいが


こうたいでかお かえる そらに
きのはやい いちばんめ またたきはじめる

だれもいない うみべ きまぐれ
しおかぜに さそわれ ふれた

あおにゆらぐ げんかい こいびとを
みているのは ほほえむ つきとほしだけ
かさなるゆび こころ かたむけあう
むすんだくち とじためのおくでえがく
とけだすようなよる なみの おとを
ききながらからだ だき よせ ねむる


あいして あいされ ふたりの けつまつ
うみだけ がしって いた

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

海を聞きながら(仮)

歌詞応募選外もの。詩先の作曲用にどうぞです。
歌詞改変や直しも出来る範囲内で請け負います。

閲覧数:255

投稿日:2013/07/28 15:44:00

文字数:827文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました