春二番


諦めたわけじゃない ただ現実を
認めただけなんだ それは証 大人になった

何度でも 触(さわ)れたのに 二の足も 踏めないままで

キミの声を 思い出すたび
生ぬるい風が 背中を叩く
歩幅だけは 大きくなって
キミの横に たどり着けなくて


ごまかすことだけは 上手になって
霞(かす)む青い空を 見上げて今日も くしゃみを2回

手を振った 左の手が 眩しくて 視線をそらす


いつだって 問いかけるんだ ひどくって 優しすぎるね

「どうしたいの?」

キミの声を 思い出すたび
生ぬるい風が 背中を叩く
だから今日は わざと笑って
キミの横を 追い越していこう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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春二番

応募作品です。

ずっと好きだった幼馴染のお姉さんが結婚する、そんな情景を思い浮かべて書いてみました。

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投稿日:2022/04/03 23:59:01

文字数:292文字

カテゴリ:歌詞

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