苺ティラミスの 苺だけを
なんとかして食べられないかと
思い悩んでいたのです
歩き慣れてしまった 雑踏の中
君と目があったりしないかと
ありもしない期待をして
去年の冬 甘い放課後を
夢見た想いは
安楽死を願っていたのに
ネオンテトラみたいだ
生ぬるい水槽のなかでゆらゆら
思い出の君だけを偏愛している
全く夢のようなことだね
ケアレスミスの 初恋が
今尚熱を持ったままくすぶり
心を蝕んでいるのです
笑い慣れてしまった 日常の中
昔の君の面影ばかり
なけなしの恋もできず
今年の春 君はまた次へ
別れの悼みは
もう上塗りされてしまうのに
ネオンテトラのようだ
薄明かり水槽のなかでぼやぼや
追憶の君だけを偏愛している
全く夢のようなことだね
雨の日の街を歩けば
私の知らない誰かと笑う
君に会えるというのに
傘で視界を覆い隠すの
ネオンテトラみたいだ
空っぽの水槽の中で必死に
永遠の君だけを偏愛している
全く夢のようなことだね
全く夢のようなことだね
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