・・・水晶。
また?
んっと、水晶にさわって、光って、煙が出て、ねむくなってきずいたらここに・・・
ここはどこ?外みたいだけど。
よく見たら、服も変わってるし。ピンクのスウェットだったはずなのに、黒いワンピースの上にローブをはおってる。これじゃ、まるで魔法使いみたいなかっこう。
あ、空が明るくなってきた。
ていうか、どれぐらい寝てたんだろう。たしか、おきてすぐ水晶をさわったと思うんだけど。
まあいいや、とりあえずここを探索してみよっと。
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だいぶ明るくなってきた。ここにはけっこう人がいるみたい。特に子供がね。
なんか、こっちのこと、ちらちら見られてる気がするな。
やっぱ、この服はまずかったかな。でも、あっちの人もけっこう変な服着てるけど。
あれ、よってきてる。なんだろう。
「ねー、おねーさん、ちょっとこっちにきてくれるかな。」
「え?なんで?」
「んー?来てくれたら教えるよ。ここの街のこともね。」
いっても大丈夫かな。けど、いってみようかな?
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「んじゃーおねーさん。ごめんねぇ。」
っ!短刀!なんでこんなもの、子供が!
「この街に来た人は、ためされるんだ。」
ヒュッと短刀を振り下ろすのを、どうしようもなく、私は立ちすくんでいた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

青い水晶  第二章 街

第二作目です。読んでもらえたら、どんな評価でもうれしいです。

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投稿日:2011/03/12 21:03:24

文字数:616文字

カテゴリ:小説

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