甘くて薄っぺらい味のフルーツキャンディ
なんだか青春に似ているから
二人だけの孤独はきっと嘘なの
ローファーで意思を蹴飛ばした
魔法の言葉を囁かれ
今 わたし真っ暗
飛び込めってあなたがその目で促したから
わたしは抗えない
甘い後はいつだって痛みを伴うもので
なんだか幻に似ているけど
赤い唇だけは現実だった
制服はわたしのバリア
魔法の呪文を唱えて
さぁ お先真っ暗
息を止めろってあなたの声がしたから
従うより他ない
魔法は解けてしまうということ
わたし知ってた
それでもわたしの瞳はキャンディだったから
知らん振りをしてたの
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