朝日が昇る陰鬱な瞬間
地上から昨日へ追いやられるdark
夜に馴れたこの目にはきつすぎる
ぼくはひとり影に身を寄せた
光の隣に影はできる
ぼくはいつからか夜が好きだった
小さな頃は大きな声で
好きなものを好きだって言えただけど今はなぜだろう
言葉にするのが怖い
小さな失敗を笑い物にしたがる奴ら
隣で仕方ない振りして笑うぼくら
なにが違うと言うのだろう
空費された心が痛い
今日もいつものように取り繕った『普通』を着込んで
おはようなんて言うけど
挨拶なんてうわべだけ
壊れるための友情なんていらない
小さな頃は大きな声で
嫌なものを嫌だって言えた
だけど今はなぜだろう
言葉にするのが怖い
昨日のメールが携帯を震わせた
おせっかいなあいつからのメール
光の中乱反射するような
それは不思議な魅力に満ちた言葉
わかってる本当はそうだよ
君に嫌われるのが怖い
日が昇り闇も影も消えた
ぼくは隠れ場所を失った
もう一度夜が来るまで演じるさ
誰かと同じ『普通』ってやつを
日の光に晒されても
心闇に隠すよこの想い
夜が好きなその訳はきっと
誰よりも臆病なせいなんだ
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想