似合うほど激しく 傷をすべて請け負って居る
やがて凛と消える 華を誇れとは

そのドグマ削り給う 水面(みなも)に立って
彗星の真下で 一振りの無限を幸を

綵花(さいか)、時に花吹雪 根付く糸を切り
意思が永久(とわ)にあるだけの飾りと成り下がるか
咲いた時に雫舞い 月に近づき
その輝きを溶かした 軌跡の雨あれ
渇いた誰かへ

沈く憧れ抱き 逢瀬の身が探しに来る
やがて凛と触れて ただ浮上を待つ

闇の中はどれも光に見えて
その真価知る時 密かに賭けている

姿見に恋焦がれる 風になびかず
心穿つ想いなら 受け止めてなお向かう
夢に濡れた片割れを 救い給うて
かつてのように咲き誇る またそれも愛とて
この術に幸あれ
消えずに

朝は来れど すぐ暮れる
命短し 恋をせずとも構わない
好きに咲いて行け

詭弁並みの常識は 嗜む程度に
肌になった装束の 彩りは見えている
ならば

姿見に恋焦がれる 風になびかず
心穿つ想いなら 受け止めてなお結ぶ
綵花、時に花吹雪 別れなどない
望む全て身に纏う それを華と言う
それを華と言う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

サイコウサイカ

neonさんの楽曲への歌詞応募用作品です
一応補足しておきますが、歌詞中の「綵花(さいか)」という言葉は造語ではありません
これは旧字体表記で、本来は「彩花」と表記するようですが、字面が好きだったので旧字体の方を採用させていただきました

閲覧数:137

投稿日:2020/06/13 14:30:15

文字数:468文字

カテゴリ:歌詞

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