番外編です。
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ミク達のバンドが、入場料が有料(1000円)の
ライブに出演したのは、「ミクの贈り物」という
アップテンポの曲を動画投稿サイトに発表するまでに、
2回ある。
2回とも、他に5つのバンドが出演している。
発表後はライブには一度も出演していない。
また、投稿した動画には、メンバーの演奏の模様や
素顔は映されていない。
有料のライブ以外のステージは、学園祭での演奏のみである。
ライブ以外の活動について書くと、
CDなど音源の製作販売、(有料無料に関わらず)インターネットを
利用した音楽配信、HPやBlog、その他SNSの利用、
こういった方法での音楽の発表や宣伝を、
ミク達のバンドは何もしていない。
要するに、ミクのバンドは、地元においても、
全国的に見ても、「全くの無名」である。
そのようなミク達がEと出会ってから、
バンドメンバーの周辺には、不可解な、
奇怪な出来事が起こる。
ミクがよく行くカフェに入ると、
必ずその3分9秒後には、
紙を緑色に染めてツィンテールにした若い女性客が、
ミクの目に付きやすい席に座る。
6月15日の夜8時頃に、
家の近所の牛丼屋に入ったAは、
1000円札を食券自動販売機に入れて400円の
メニューを購入したところ、
釣銭が4630円も出てきたため、
そのことを店員に伝え、正しい釣銭をもらうという経験をする。
店員の話によると、この場所で営業を開始して10年になるが、
初めての出来事との事である。
Cは、ある日の深夜に最寄り駅に降りたとき、
Cには非が何も無いにも関わらず、
3人組の若い連中に因縁をつけられ、足蹴にされる。
その一人は緑色に髪を染めたツィンテールの女である。
そして決定的な事件が起こる。
「ミクの贈り物」というアップテンポの曲を動画投稿サイトに
投稿し、再生回数が100万回を超えてしばらく経った後、
ミクのバンドは3回目となる有料のライブに出演したが
(このライブにも、他に5つのバンドが出演している)、
ミク達のバンドの演奏のときのみ、
ミク達には全く失礼も非も無いにも関わらず、
一部の客の態度が悪くなり、バンドは暴言を浴びせられる。
先にも書いたが、ミク達のバンドは、
地元においても全国的に見ても、「全くの無名」である。
そのようなミク達が、客に理不尽な言動をとられるのは、
明らかに「異常」である
(もしも、ミク達が全国的に有名であるならば、
客の好悪や嫉妬等から、何かの嫌がらせを受ける可能性が
あるかもしれない。もちろん、このような嫌がらせも、絶対に
許される事ではない)。
ミク達は、最近の腹立たしい理不尽な出来事を、
ライブハウスのマネージャーや、
Cが所属する音楽事務所の社員に相談する。
皆、完全にミク達を弁護し、励ます。
そして共に警察に相談に行く。
(完)
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