二人で眺めた 綺麗な三日月
今じゃもう あんなに
輝くことはない

小さな気持ち隠して
一人で月を眺めた
星たちよりも暗くて
まるで私そのものだった

そう、あれは九月の
寒空の下 二人手をつなぎ
歩いた帰り道
心と胸が熱くなる

二人で眺めてた 夜空の下
今はもう熱くはならない
小さく息を吐き 寂しげに想う
今すぐ昔に帰りたい


弱気な自分が怖くて
周りに柵を作った
自分で壊せなくなった
叫びは反響して消えた

そう、あれは二月の
冬の最終日 君の言葉が
壊せずにいた
柵を全部砕いた

一人で泣いていた 月夜の下で
今はもう寂しくはないよ
君が言ってくれた 好きという言葉
もう一度聞かせて欲しい


ライチの様に殻に籠り
自分を遠ざけていた

今はもう言葉は聞けない
隣りに君がいないから


一人で眺めてる 三日月の下で
昔のこと思い出してる
小さな温かさを 胸にしまって
私は歩き始めてく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ライチ

お久しぶりです。秋楽です。
今回の詞は今年の2月に書いて言の葉の方で公開していた作品です。
普段はタイトルを最後に考えるのですが、これは先にタイトルを考えるという今までとは逆の順序で書いた作品です。

テーマというかイメージは『恋愛を通しての成長』みたいなのを表現したつもりだけど・・・・・なんか・・・・・ですね。

閲覧数:35

投稿日:2009/05/03 08:27:44

文字数:405文字

カテゴリ:歌詞

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