ジャガーノートの約束

投稿日:2016/06/15 17:12:09 | 文字数:501文字 | 閲覧数:245 | カテゴリ:歌詞

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http://www.nicovideo.jp/watch/sm29049964

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TEXT
 

かつて英雄と呼ばれていたロボが
ある日我が家に来た
くまさんのエプロンをつけて

ぼそり不満漏らす私をよそに祖父は
古びたロボットのことを
迎え入れたのでした

それから数日 かつてのヒーローは
今ではすっかりキッチンが戦場です

不器用なりに頑張る横顔を見た私は
ひとつ踏み切ったお願いをしてみました

窓から見える丘に一度行ってみたいの
この足じゃ一人では行けないから

広がる景色に極彩色の花が咲く
言葉が見つからなくて
無言で手を伸ばした私に
そっとそっと花を手渡した

かつて英雄と呼ばれていたロボは
今ではすっかり我が家のヒーローです

これからずっとずっと続くと思っていた日々は
突然の知らせによって 壊されていく

再び戦場に向かう英雄は
どこか悲しそうで
「必ずまたあの場所に 連れて行って
絶対 約束だから」

鳴り止まぬ銃声 途切れかけた視界の果て
いつかの花が揺れる
冷たいメモリにじんわり広がる
確かな温もり

動くはずのない壊れかけた体でも
アルゴリズム越えて
必ずまたあの場所に連れていく
絶対、約束だから

焼け落ちたかつての丘に春が来る
眠る英雄に寄り添う一輪の白い花

(プロフィールはありません)

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