偶然の総攻撃を悄然と躱して滑空る
空想の旧市街地も電脳の凍土地帯も
目を撫でてゆくだけ

俯いて 画面を眺める
彼女には 気づかれぬまま
今もまだ 空には知らない
出来事が 飛び交っている

徘徊する機械の群れと
支柱のない螺旋階段は
ただ在るだけ
涙が染めた暗い布を
優しく受け入れてくれるのは


薄明の予告信号焦燥と入り合い滑空る
邂逅の仮想軌道は煌々と示してくれる

灯火の 導いた先の
絵空事 分からないまま
今もまだ 夜には知らない 一幕が

相対する機影の上を
絶え間のない雑音 月蝕葬
崩壊する都市の残骸と
あまりにも綺麗な霜天よ

徘徊する機械の群れと
支柱のない螺旋階段は
未だ其処に
視界が割れて広がってく
鉛色の波 はじめまして

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

トモシビコントロール 歌詞

閲覧数:161

投稿日:2019/11/17 00:12:13

文字数:327文字

カテゴリ:歌詞

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