Ａ
生きられるだけでありがたい
はずなのに
生きたくないって駄々こねて
手を染めた
自分で作った傷なのに
必死に隠して

Ｂ
何がしたいのか分からない
何が欲しいのかも忘れてしまった

Ｓ
真っ赤になった絆創膏
ポロポロ剥がれ落ちて行って
貼り直してもすぐ赤くなる止まらない血　
掻き毟ってイライラしながら明日を望んだ
どうか、どうかこのまま明日が来なければいいのになぁ

Ａ
いつの間にかふと涙が出てきても
無関心
全てを病気のせいと言われ
でも手を伸ばす
自分で病気のせいと言うならば
何故だか怒られるんだ

Ｂ
心配なんて必要ない
私の存在なんて意味はない

Ｓ
真っ赤になった両の腕
ポロポロ零れ落ちる赤(なみだ)
やり直してもすぐ泡になる止まらない病み
書き殴ってビクビクしながら外(せかい)に踏み出す
どうか、どうかこんな僕を嘲笑(わら)わないで欲しいのになぁ

Ｃ
心がいたい痛い居たい言いたい言えない
こんな思いばっかそんな思いばっか
心がいたい痛い居たい消えたい死にたいもう眠りたい
混(こん)な思い損な思い
ばっか　ばっか　ばか
ばかみたいだ

Ｓ
真っ赤になった絆創膏
ポロポロ剥がれ落ちて行って
貼り直してもすぐ赤くなる止まらない血　
掻き毟ってイライラしながら明日を望んだ
どうか、どうかこのまま明日が来なければいいのになぁ

Ｓ
ボロボロの絆創膏屑籠溢れ落ちて行く
繰り返してもうすぐ赤になる
止まらない血　止まらないでいい
クタクタのまんま伽藍洞(がらんどう)に呟く
どうか、どうかいっそ僕を眠らせて欲しいのになぁ