歩道橋から見えたこの景色だけで
世界の全て見えた気がして

僕らに始まり告げるいわゆる逃避行
上へ行くも下へ行くも自由

嘆いて言い訳じみててもほら
早めて追いつけなくてそのままだ

寂しくなって微笑んで
明日からまたね
これ以上君たちには出会いたくなかった

道を探さず不貞腐れたあの時間
俯き歩くまたそんな顔

ため息夜風に吹かれてもまだ
近づく知らない声空っぽだった

あなたはいったさよならだ
明日にはまたね
この世界は僕たちには必要ないみたい

明日を思って歩いた
未来を思おう

あなたはいった要らないと
明日は要らない
もうこんな僕たちには必要ないんだと

寂しくなって微笑んで
明日から逃げて
これ以上君たちには出会いたくないから

明日へいったから
未来へいったから