残照の筆で濡らしたのは
泡沫に綴った置き手紙
結ばれなかった言の葉が今も
帰る宛て無く漂ってる

触れた名残<オモカゲ>がまだ冷たい
指先で辿る貌<カンバセ>

黄昏れの糸を映す瞳
走馬灯に浮かぶ雛送り
呼んでも届かない川の果てで
ただ泣声<コエ>に抱かれて
夢のように散りゆく


花のように咲いて散る運命<サダメ>
追えば追うほど遠ざかるだけ
絡みつく記憶に囚われながら
行き場の無い涙落とす

昨日の月編んで爪弾いた
夢の行先は絶望

流す言の葉に沈む畳紙<タトウ>
哀しみの庭でまだ揺れてる
雲路揺蕩う曼珠沙華に
また影を重ねては
その声も忘れゆく


茜差す河に浸す傷跡
繋いだ小指が影を隠し
二度と明けない夜に忘れたなら
永遠を指折って
朝影祈りましょう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雛送り

ジャパニーズバラードです

もっと見る

閲覧数:68

投稿日:2026/05/31 05:51:31

文字数:333文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました